福島区で根本改善なら「鍼灸整体院 藍禅-AIZEN-」

結論から申し上げると有効です

当院には顔面麻痺の患者さんが数多く通院されていますが、問合せや問診の際に患者さんから「お医者さんから鍼灸はやめた方がいいと言われたました」という言葉をよく耳にして結構愕然としてしまいます。

残念ながら医師の中ではまだまだ顔面麻痺に対して鍼灸という認知度が低いのも事実です。

日々、顔面麻痺の治療に携わっていると、鍼灸が有効なのは当たり前という認識なのですが、世間ではまだまだ広く認知されていないことを感じます。

では、顔面麻痺において鍼灸のエビデンス(根拠)はきちんとあるのですか?と疑問が湧いてきますが、これは明確にあります。鍼灸イメージ

日本には昔から顔面神経麻痺を研究し続けている学会があります。

日本顔面神経学会と言って、僕も所属していますが、顔面神経麻痺に関する研究と情報発信を行っています。

その日本顔面神経学会が2011年(当時は顔面神経研究会)に出版した『顔面麻痺診療の手引き』という書籍があります。

ここでは顔面麻痺に鍼灸治療は根拠はないということで勧めないとなってました。医師をはじめとする医療従事者の方からすると、鍼はまだ良くわかないという理由で患者さんには勧めないという認識だったのです。

近年、鍼灸を取り巻く状況は大きく変わってきている

どういうことかというと、鍼灸の論文などのエビデンスが蓄積されて2023年度に『顔面麻痺診療ガイドライン』という書籍が出版されました。ここでは大きく2つの項目が改訂されました。

・鍼灸で顔面麻痺を回復させることができる

・後遺症に対しても効果がある

という項目です。これらに対して診療ガイドラインでは両方とも『弱く推奨する』という立場を取っています。

『弱く推奨する』とは、賛成する人が2~3人しかいないとかではなくて、顔面麻痺に詳しい医師や医療従事者が話し合って、10人中6~7人が顔面麻痺に対して鍼灸は効果があると認めたということです。

顔面麻痺に携わる専門家の60%~70%が鍼灸の有効性を認めているのです。

こういったこともあり、ベル麻痺、ハント症候群と外傷性の顔面麻痺に関しても、医療従事者の中で急性期や回復期で鍼治療を取り入れても良いのではないかと認識が変わってきています。当院でも学会に所属している顔面麻痺相談医の先生と連携して、治療に当たっています。こういった最新の知見を取り入れたり、他の医療従事者とも連携出来る知識を有しているのも当院の特徴かもしれません。

顔面麻痺診療ガイドライン画像

福島区・野田「鍼灸整体院 藍禅-AIZEN-」 PAGETOP